ビデオ会議による子供の強迫性障害(OCD)の家族・認知行動療法

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子供の強迫性障害

子供の強迫性障害

ビデオ会議システムを使った子供の強迫性障害の治療の有効性に関する研究が、『Journal of Consulting and Clinical Psychology(カウンセリングと臨床心理学誌)』に掲載されていました(1)。

 

強迫性障害(OCD)は、発症初期に治療することが大切ですが、子供の強迫性障害の専門家が少ないという問題があります。

この研究では、強迫性障害の子供に対するビデオ会議システムを使った治療と、クリニックでの治療が比較されました。アプローチとしてはどちらもfamily based cognitive–behavioral therapy (FB-CBT)=家族ベースド認知行動療法が用いられています。こういう研究って、やっぱりCBTの独断場ですね。

対象となったのは4歳から8歳の強迫性障害の子供たち22名で、治療前、治療後、6ヶ月後のフォローアップが、ランダム化臨床試験(評価の偏りを避けて客観的に治療効果を評定する方法)によって比較されています。

その結果、治療への関与度合いや満足度はどちらも高いことがわかりました。またどちらの治療においても、ベースラインと比較して、症状や家族との関係も治療後、フォローアップとも改善しています。

治療後の成績は、インターネットのケースの72.3%、クリニックのケースの60%が「素晴らしい(治療への)反応」を示したとのこと。

というわけで、地理的に遠いといった事情に影響されず、発症初期の強迫性障害の子供にビデオ会議によって適切な治療を提供することができるだろうということでした。

強迫性障害のオンラインカウンセリングについての研究を紹介しました。

 

(1)Comer, Jonathan S, et al.,Internet-delivered, family-based treatment for early-onset OCD: A pilot randomized trial., Journal of Consulting and Clinical Psychology, Vol 85(2), Feb 2017, 178-186.

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