自閉症スペクトラム障害(ASD)の人々が、しばしばコンピュターを介在したコミュニケーション(CMC=コンピュータ・メディア・コミュニケーション)に惹かれるということはよく知られています。
CMCとは、Twitter、FacebookなどのSNSや、LINEなどのチャット、あるいはメール、ブログ、掲示板などを使ったオンラインのコミュニケーションを表しています。
チャットのように同じ時間にコミュニケーションする「同期型CMC」と、メールなどの時間差がある「非同期型CMC」に分けることができます。
この研究(1)では、成人の高機能自閉症スペクトラム障害の人々とコントロール群におけるCMCの利用について比較しています。
次のような傾向がわかったとのことでした。