インターネットセラピー、オンラインカウンセリングの副作用

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インターネットセラピー

インターネットセラピー

オンラインカウンセリング、あるいはインターネットによるセラピーには、副作用はないのでしょうか? カウンセリングの副作用についての最近の研究と、どうすれば副作用を避けることができるかということについてお伝えします。

 

薬物療法でも心理療法でも、効果があるものには副作用もありうると言えます。

次の記事では、インターネット・セラピーの副作用に関する新しい研究について紹介されていました。

New research focuses on side effects of internet-based therapy

うつや不安といった問題に心理的な介入が効果があることはこれまでにもさまざまな研究で確かめられてきました。

しかし、どんなときにかえって悪化するか、副作用が出るかといったことはあまり知られていません。

この記事で紹介されている研究では、オンラインによる認知行動療法(カウンセラーによるメールサポートつきのセルフヘルプ本による治療)の効果と副作用が調べられました。

研究を行ったアレクサンダー博士によると、インターネットセラピーを受けた3000人の患者のおよそ6%が治療の間に悪化したということです。

また、別の研究では外来精神科治療で心理療法を受けている患者にネガティブな体験をしたかどうかを尋ねたところ、およそ3分の1の人が扱い難い記憶を思い出したり、より不安やストレスを感じるといったことがあったと報告したそうです。

セラピストとの関係性がよくないとか、そもそも治療の質が低いときほど、ネガティブな体験も大きいようです。

だからこそ、副作用についてよく理解しておく必要があるし、セラピストの質の担保も大切だといったことが主張されていました。資格の問題などにも少し言及されています。こうしたことは、日本のカウンセリングにも該当すると思います。

では、カウンセリングの「副作用」を少なくするためにできることはなんでしょうか?

オンラインでも対面のカウンセリングでも同じでしょうが、知識と技術、経験のある信頼できるセラピストを選ぶということがまず重要でしょう。

カウンセラーの探し方については、

相談先はどこ? 失敗しないカウンセラーの探し方、選び方(かささぎ心理相談室)

をご参照ください。

そのうえで、カウンセリングに対する不満や疑問、あるいはネガティブな体験(嫌なことを思い出して辛い、帰って不安になるといったことです)についても、できるだけ率直にカウンセラーに伝えた方がいいと思います。そうしたことで嫌な顔をしたり、怒るようなカウンセラーは、そもそもあまりいいカウンセラーとは言えないでしょう。

無料の相談サービスより、料金を支払っている方が、ネガティブな体験や不満を言いやすいということもあると思います(料金を払ってカウンセラーを雇っているわけですから、注文をつけやすいのです)。

また、「副作用」と感じられることが、実は回復や成長に大きな意味を持っている、ということもよくあるのがカウンセリング・心理療法の不思議なところでもあります。

例えば、これまでは押さえつけていた感情が浮かび上がってきて、家族に怒りをぶつけてしまったということがあるとします。この怒りは、「副作用」とも言えますが、家族との関係性やパターンを変えるチャンスでもあるでしょう。

 

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