カウンセラーはただ話を聴くだけ? 何を話せばいいの?

カウンセラーは何をしてくれるのか

対話によるカウンセリングは、プライバシーが守られたなかで自由に話していただくことで行われます。とはいえ、「カウンセラーは何をしてくれるの?」「ただ話を聴くだけ?」「自由にと言われても、何を話したらいいの?」といった疑問が浮かんでくるかもしれませんね。

 

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カウンセリングを継続して受けることはできますか? 頻度と回数について

かささぎ電話相談室では、6回(2週間に1度の間隔で3ヶ月)のカウンセリングを提案しています。

これにはいくつかの理由があります。

「カウンセリングはどれくらいの頻度で受ければいいのですか?」

「何回くらい受けるといいでしょうか?」

よくあるご質問にカウンセリングの期間や回数についてのものが挙げられます。「長く通わないといけないのは経済的に負担だし」「やめると言い出しにくいし、やめたいと言ってやめさせてもらえなかったらどうしよう」と心配される方もおられます(もちろん、まっとうなカウンセラーなら、やめさせないなんてことはありませんけれども)。

ある程度、はっきりした見通しがもてた方が利用しやすいという方も多いので、この回数を提案させていただいています。

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引きこもりから脱したい人のための読書療法ブックリスト

ドアを開ける

引きこもりとは

引きこもり(Social withdrawal)は、現在、厚生労働省で次のように定義されています。

「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」 時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含める——厚生労働省

いじめや挫折体験、ストレス、精神疾患などがひきこもりの原因となることもありますし、はっきりした原因がわからないまま引きこもることもあります。中学校、高校の不登校がきっかけということもあります。さまざまな要因によって、就学や就労などの社会参加の機会が失われている状態が引きこもりです。

 

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メールカウンセリングのみ受けることはできますか?

メール相談

「メールカウンセリングのみ受けることはできますか?」

一言でお答えすると、「メールカウンセリングだけを受け続けることにはデメリットも大きいと思うので、できることならネット電話や対面の相談のご利用も考えてください。かささぎ電話相談室では、初めての方のメール相談(一般的な情報提供や簡単なコンサルテーションが中心です)は無料で行なっています」ということになります(二言になってしまった)。

補足で、メールカウンセリングについて少し書いてみます。

 

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「カウンセリングを受けたくない」心理療法への抵抗感を知る心理テスト

カウンセリングを受けたくない

サルバトーレ・V・ディダード『自分がわかる909の質問』宝島社、2009年

という本から、「心理療法を受け入れられるか」についての心理テストを紹介します。

アメリカでもたくさんの人々がメンタルな問題で悩んでいますが、心理療法やカウンセリングを利用することに抵抗感が強いために、相談に行くことに二の足を踏む人も多いのだそうです。

「相談するなんて恥ずかしい」

「かえって傷つくんじゃないかと怖い」

「人に知られたらどう思われるか」

といったことが、「カウンセリングを受けたくない」という抵抗感につながるようです。女性よりも男性の方が、相談への抵抗感が大きいと書かれていました。この傾向はおそらく日本でも同様でしょう。

 

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心の悩み相談を電話とメールを使ったカウンセリングで

相談室(カウンセリングルーム)について

「かささぎ電話相談室」では、臨床心理士によるカウンセリングやコンサルティングなどのサービスを、メールと電話で提供しています。

「相談したいが外出することや、人と会うことに不安がある」

「近くに適切な相談先がない」

「自分のペースでカウンセリングに取り組みたい」。

こうしたときに、Eメールや電話(インターネット通話)を活用して、プラバシーの守られた安全な場所から時間を有効に使ってカウンセリングを受けることができます。

*オンラインカウンセリングについては

オンラインカウンセリングのメリットとデメリット

オンラインカウンセリングの流れ–相談申込から終結まで

などをご参照ください。

スマホでフラッシュバックを軽減

カウンセラー(臨床心理士)

かささぎ心理相談室には、医療や教育などで10~20年の経験を積んだ複数のカウンセラーが在籍しています。

いずれも、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会による臨床心理士資格を持っています。

[カウンセラーの紹介]

 

ご相談していただける悩みや問題

カウンセリング・心理療法でご相談していただくことができる悩みや問題は、「メンタルヘルスの問題」「人間関係の悩み」「性格や考え方、生き方」という3つの領域に分けることができます。

それぞれについて、簡単に説明します。

メンタルヘルスの問題

精神疾患やストレスなどのメンタルヘルスの問題に関するご相談です。

  • うつ病の再発予防
  • ライフスタイルや性格などの根本から改善したい
  • 不安障害・パニック障害(急に苦しくなる、突然の吐き気やふるえ)
  • 向精神薬を減らしていきたい(あるいはカウンセリングを併用して治療効果を高めたい)
  • 意欲が出ない、イライラ、焦燥感などを改善させたい
  • 対人恐怖、社会不安障害、あがり症や赤面恐怖などを治したい。人の視線が気になる。人前で緊張する。人に嫌われるのが怖い。
  • 引きこもりから脱したい(対人不信感、自信喪失、警戒心が強いなど)
  • 事故や事件、災害によるトラウマ・PTSDを克服したい。
  • 嫌な記憶、フラッシュバックに悩まないようになりたい
  • アルコールやギャンブルなどへの依存症。やめたいけれどやめられない
  • リストカットなどの自傷行為をやめたい
  • ストレスへの対処法を身につけたい
  • 怒りのコントロール(アンガー・マネジメント)
  • 発達障害(アスペルガーなどの自閉症スペクトラム、ADHDなど)による生きづらさを改善したい
  • 心身症

精神科や心療内科に通いながら、臨床心理士によるカウンセリングを活用される方も増えています。

医療機関と連携しながらカウンセリングを行なうことで、「人間関係が改善する」「薬に頼る以外の対処スキルが身につく」「再発のリスクが減る」といったメリットが得られるからです。

*現在、精神科・心療内科に通院中の方でカウンセリングを希望される場合は、一度、主治医の先生に相談してみてください。対面のカウンセリングが利用できるのであれば、そちらを優先してください。また、上記のような症状や問題で日常生活・人間関係が大きく損なわれている場合には、まずは医療機関を受診する方がいいと思います。

 

人間関係の悩み

私たちの苦しみの多くは、人間関係から生じています。

身近な人たちとの関りしだいで、ひどく傷ついて自信をうしなうこともありますし、逆に幸せを感じることだってあるでしょう。

自己肯定感や自尊心もまた、身近な人たちに自分を承認してもらうなかで育まれてきます。

  • 子どもについての悩み(不登校、引きこもり、いじめ、反抗期、問題行動など)
  • 夫婦関係についての悩み(不和、離婚、DV、浮気、価値観の違いなど)
  • 恋愛・パートナーシップについての悩み(DV、不倫、結婚など)
  • 学校や職場での人間関係(いじめ、パワハラ、モラハラ、セクハラなど)
  • 親子関係についての悩み(不和、価値観の違い、「毒親」など)
  • アダルトチルドレン(過度な義務感、他人優先、感情を出せないなど)
  • これまでの人生における人間関係の影響

親やきょうだい、夫婦、子供など、身近な人々との関係の傷つきやこじれ、学校や職場でのいじめ・ハラスメントなどの問題は、それ自体大きなストレスとなりますし、さまざまな心身の問題を引き起こすこともあります。

 

性格や考え方、生き方

自分自身の性格や価値観をふりかえって、人生で何を大切に生きていきたいかといったことを考えるために、カウンセリングを活用される方もいます。

  • 将来の不安
  • 孤独感・孤立感
  • どう生きたいか、何をしたいかがわからない
  • 自分に自信がない
  • 劣等感・コンプレックスが強い
  • 自己否定・自己嫌悪・自分が嫌い
  • 罪悪感が強い
  • 自分には価値がないと感じる
  • 心配性・不安症
  • 生きる意味が分からない
  • 自分が自分でないと感じる
  • 「自分がない」と感じる
  • 感情を表せない、自分の気持ちがわからない
  • 人の目を気にしすぎる。
  • 何をしても虚しい・虚無感
  • 「死にたい」「消えたい」
  • 自分を変えたい
  • 物事をつい先延ばしにしてしまう
  • 今の自分は自分らしくないと感じる
  • 失敗を恐れて決断を避けてしまう
  • もっと自分らしく、能力を発揮して生きていきたい
  • 自己実現

カウンセラーは、来談される方がご自分の内面を見つめながら、人生の意味や目的を見出していく作業に伴走します。

 

かささぎ電話相談室のカウンセリング

臨床心理士による専門的な支援

かささぎ心理相談室のカウンセラーは、大学院で専門的な訓練を受けた後、医療や教育などの領域で、臨床経験を積み重ねてきた臨床心理士です。

臨床心理士には、守秘義務をはじめとして来談された方の権利を守るための倫理要綱にしたがっています。個人情報は、ご本人の許可なく第三者に伝えることはありませんので、安心してご利用下さい。

(参考:臨床心理士とは@かささぎ心理相談室)

 

その人らしく、より豊かに生きるためのオーダーメイドのカウンセリング

悩みや症状は、苦しみの原因というだけではありません。そこには、あなたがあなたらしく生きていくためのヒントも秘められています。

困難を乗り越えるということは、以前の状態に戻るということではないのです。

私たちは、来談される方がより豊かな人生や、心の成長を手に入れられるよう心がけてカウンセリングを行っています。

 

人生の物語をつむぎなおす

そのために、私たちが大切にしているのが、「対話」と「物語」です。

人生において、私たちはさまざまな困難と出会います。
傷ついたり、何かを失うという体験によって、〈わたし〉の物語は大きくゆらぎ、ときに損なわれてしまいます。その結果、生きていることの意味や方向性が、実感できなくなってしまうことがあります。

また、「こうすべきだ」「できない私はだめだ」といった考えに縛られて、不自由さや息苦しさ、自信のなさを感じる人もいるでしょう。

それはもしかすると、自分の物語を生きているつもりで、誰かの物語を生きさせられているのかもしれません。他人の価値観を鵜呑みにすると、自分の本当の気持ちはどこかに押し込められてしまい、その結果、物語はゆがんだり、硬直したり、力をなくしたりして、その人の「いのち」にそぐわないものになってしまいます。

そんなときには、物語を織りあげている糸を少しほどいて、もう一度つむぎなおすことで、過去と現在をつなぐ道筋を再び見けていかなくてはいけません。

体験した苦しい出来事を、自分のこととして、自分なりに納得していくことも大切です。

語りにくいことや語りきれないこと、受け入れがたい出来事などを、なんとか織り込んで〈わたし〉の物語を語りなおすには、安心できる聴き手との対話が役に立ちます。

 

カウンセリングの効果

これまでのさまざまな研究の積み重ねで、カウンセリング・心理療法は、来談された方の苦しみを軽減する効果があることが確かめられています。

共通する効果としては、次のようなことが挙げられます。

荷下ろし、カタルシス

「カタルシス」という言葉はもともとギリシャ悲劇で「精神の浄化」を意味する言葉でした。

誰にも打ち明けられずにひとりで抱えていた悩みを、信頼できる人に話すことで、気持ちがほっとしたり、元気を取り戻せたという経験は、どなたもお持ちではないでしょうか。

カウンセリングの効果のひとつにこの「カタルシス」あるいは「悩みの荷下ろし」が挙げられます。

重たい悩みを荷下ろしして、一休みすることで、また自分で歩き出す勇気と元気を取り戻すことができます。

問題の整理

荷下ろしの後、荷解きをします。

そして、悩みや問題を並べてみることで、心の整理ができるでしょう。

少し離れて眺めることができると、全体の見取り図が見えてきます。

「私の悩みや気がかりは、こういうことになっていたのか」

と俯瞰できると、次に何をすればいいのかもわかるでしょう。

 

対処と問題解決

問題や関係を眺めることができると、そうした事態に対処しやすくなりますし、また問題解決や決断を行ないやすくなります。

また、すれちがったり、こじれていた人間関係が修復されることで、問題が解決したり、精神疾患が回復することも多いのです。

洞察と自己肯定感

自分をふりかえることで、自身の感情や価値観が見えやすくなります。

自分を受容できるようになると、自己肯定感や自己一致を得やすくなると思います。自分の考え方や価値観が分かると、それが極端だったり、現実ばなれしているときには、現実と折り合いがつくように調整しやすくなります。

また、自分が何を大切に生きていきたいかがはっきりすると、人生に関する指針や地図を手に入れることができます。

カウンセリングや心理療法の「効果」については、次の記事もご参照ください。

カウンセリングの効果と副作用、あるいは共通要因について@かささぎ心理相談室

 

メールカウンセリング

 

かささぎ電話相談室へのご相談

まずは無料メール相談をご利用ください。質問への返答や情報提供などを可能な範囲で返信します(返信まで1〜2日ほどお待ち下さい)。

カウンセリングの料金などの詳細と、無料メール相談のご利用は、以下からお願いします。

 

電話カウンセリングで臨床心理士に相談する

電話カウンセリング、臨床心理士

ここでは電話カウンセリングについて紹介しています。

  • 電話カウンセリングとは
  • 夜間に(あるいは24時間)相談できるところ
  • うつ・対人恐怖・パニック障害などの電話カウンセリング

といったことを取り上げています。

 

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