ポジティブ心理学の幸福になるための5つの要素「PERMA」

メールカウンセリングかささぎ電話相談室

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ポジティブ心理学(positive psychology)とは、最近、注目されている心理学の新しい分野です。それまでの心理学がどちらかといえば、病理や逸脱を研究対象としていたのと比べて、ポジティブ心理学は人や組織の強みとか長所、あるいは幸福について研究しようとしています。

ミリアム・アクタル『うつを克服するためのポジティブサイコロジー練習帳』大野裕監訳・山本眞利子訳、創元社、2015年

という本には、ポジティブ心理学をうつ病のセルフヘルプに活かすための工夫やヒントが書かれています。

これまでのうつ病の治療は、「良くないところを治す」という発想で行われてきました。うつ病には、物事を悲観的に捉えるとか、集中力や思考力が低下するといった「ネガティブな」症状が伴います。それらを改善していくことももちろん重要なのですが、ネガティブなことばかりに注目して余計に元気がなくなることだってあるでしょう。

本書の著者のミリアムさんは、自分がうつ病を患ったとき、「ポジティブサイコロジーがどのようにうつ病に効くものか」を確かめてみようとしたのだそうです。ミリアムさんがうつ病から回復するために使った方法が、この本にもいくつも紹介されています。

 

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バレットジャーナルでメンタルヘルスを改善する方法

筆記療法

筆記療法

「バレットジャーナル(Bullet Journal)」とは、しばらく前から文具・手帳好きの間で話題になっている手作りの手帳です。海外から入ってきて、日本でも使う人が増えてきたそうです。

一般的な「手帳」は、マンスリーやウィークリーの枠があったり、あるいはアドレス帳がついています。能率手帳とか高橋の手帳とかほぼ日手帳とか、それぞれ工夫や特徴があって、使い手が好みによって選びます。

 

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iPhoneアプリで不眠の認知行動療法

不眠の認知行動療法

不眠の認知行動療法

不眠症治療アプリに関する記事が TechCrunch Japan に掲載されていました。

睡眠薬ではなくアプリを処方する未来——不眠症治療アプリのサスメドが1億円を調達

yawnは、認知行動療法に基づいて不眠症を治療するためのアプリだ。患者は毎日の睡眠時間や寝付くまでの時間、1日の行動、考え事などを入力していく。これらのデータをアルゴリズムで解析し、自動でその患者に合った対処法を提示することで不眠症の改善を促す。現在は臨床試験に参加している人のみ利用できるが、サスメドは2020年を目処に医療機器の承認を得て、医師が患者に処方できるようにしたい考えだ。

とあります。サスメド社のサイトには

 

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自閉症スペクトラムとコンピューター介在コミュニケーション

自閉症スペクトラム

自閉症スペクトラム障害(ASD)の人々が、しばしばコンピュターを介在したコミュニケーション(CMC=コンピュータ・メディア・コミュニケーション)に惹かれるということはよく知られています。

CMCとは、Twitter、FacebookなどのSNSや、LINEなどのチャット、あるいはメール、ブログ、掲示板などを使ったオンラインのコミュニケーションを表しています。

チャットのように同じ時間にコミュニケーションする「同期型CMC」と、メールなどの時間差がある「非同期型CMC」に分けることができます。

この研究(1)では、成人の高機能自閉症スペクトラム障害の人々とコントロール群におけるCMCの利用について比較しています。

次のような傾向がわかったとのことでした。

 

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書くセルフカウンセリング「ロールレタリング(役割交換書簡法)」

ロールレタリング,手紙カウンセリング

ロールレタリングとは

ロールレタリング(役割交換書簡法)とは、30年ほど前に日本で考案された手紙を使った心理的援助の方法です。

一言でいえば「役割を交換して手紙を書く」ということになります。もともとは、少年院に入所している少年に「母親への手紙」や「母からの手紙(ここで役割を交換するわけです)」を書いてもらうということから始まったようです。

 

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オンラインで実施できる心理テスト・チェックリスト一覧

心理テスト、うつ、ADHD、依存症

インターネットには「心理テスト」という名称を冠した数多のサイトがありますが、その多くは占いやゲームとあまり変わらないものです。遊びや楽しみのためならそれでいいのですが、ちゃんと心理学的な根拠のあるテストを知りたいという方も多いでしょう。

このページでは、オンラインで実施することができる信頼性を備えた心理テストや心理尺度のリストを掲載しています。ここに挙げられている心理テストで精神疾患の診断ができるわけではありませんし、これのみで心理的な見立て(アセスメント)が可能というわけでもありません。うつの尺度の得点が高いから「うつ病だ」とか、ADHDのテストが高得点だから「発達障害だ」と決まるわけではないということです。

なにかしらの「診断名」に自分を当てはめるためではなく、ご自身の特徴や傾向をふりかえるきっかけとして、ひとつの参考にしてください。

 

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